展覧会やイベント

 NEW!!「12/15ゼミナール&忘年会」レポート!

  印象・日の出/モネ 1872年↓

↑泉/マルセル・デュシャン 1917年  

 2019年12月15日(日)に、新栄の教室内でゼミナールを開催しました。
 テーマは「西洋美術におけるモダニズムとポストモダニズム」についてです。出席者は26人でした。
 ゼミでは、プロジェクターで各時代の代表的な作品画像を鑑賞しながら、15〜16世紀のルネサンスから始まり、17世紀バロック、18世紀ロココ、18世紀末〜19世紀初頭の新古典主義までの大雑把な流れを観たのちに、19世紀〜20世紀までの絵画を中心とした西洋美術のドラマティックな変遷を一気にたどり、モダニズムからポストモダニズムへの潮流の変化について考察し学びました。以下はその概要です。

 近代以降の西洋美術史では、モダニズムとポストモダニズムという二つの大きな流れがあります。
 19世紀前半のフランスでは、ナポレオンが擁護した新古典主義という保守的な様式を擁する芸術アカデミーが支配していました。それに対する反発から、ロマン主義や写実主義(自然主義)や象徴主義など、後の印象派が発生する土台となる反アカデミズムの動きが湧き上がってきます。
 そして、アカデミーが主催する官展である「サロンドパリ」への反発から、1874年に独立して立ち上げられたのが「印象派展」です(モネ、ルノワール、シスレー、ドガなど)。
 そして、この印象派の登場をきっかけに様式は劇的に変化し始め、15〜16世紀のルネサンス以降約300年以上続いた写実的・古典的なアカデミックなスタイルが崩壊していきます(→モダニズムの始まり)。
 その後、後期印象派(セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなど)では遠近法や立体感から解放され、フォービスム(マチスなど)で色彩が自由になり、キュビスム(ピカソ、ブラック)で具象性が解体され、青騎士(カンディンスキー)やデステイル(モンドリアン)やシュプレマティスム(マレービチ)では完全な抽象化に到達し、1950年代のアメリカを中心とする抽象表現主義からカラーフィールドペインティングを経て最小限の表現たるミニマリズムへと終結していきます。
 一方、1913年にニューヨークで開催された国際美術展の「アーモリーショー」で発表された「階段を降りる裸体No.2」で一躍有名になったマルセル・デュシャンは、1917年の便器を逆さまにしてサインしただけの作品「泉」によって、美術は表面的な様式よりも内包する概念やアイデアを重視するというパラダイムシフト(価値観の革命的変化)に向かうことになります(→ポストモダニズムの始まり)。
 無意識の精神をオートマティックに表現したシュルレアリスムも、内面的な観念やアイデアを重視する流れと言っていいでしょう。
 そして、1960年代に入ると、モダニズムの終着点とも言えるミニマリズムへの反動から、ジャンクアートや既成のイメージを用いたネオダダやポップアートが出現し、高尚な芸術とは真逆のサブカルチャーやキッチュ(安っぽい俗物的なもの)なイメージもアートとして認識されるに至ります。さらにパフォーマンスや映像などによるポリティカルな問いかけのみで、物としての作品が存在しないコンセプチュアルアートが隆盛を極め、現代に至ります。

 モダニズム(=アヴァンギャルド、前衛)とは伝統的なアカデミズムからの反発であり、表層的な様式を発展させ過去の様式を否定しながら普遍的・絶対的な美学を追求してきた歴史であると言えます。言い換えれば、抽象化・純粋化への道のりであったとも言えます。
 これに対して、ポストモダニズムにおいては、作品の表面的な美学よりも内在する概念を重視し、キッチュなものも含めて雑多な形態や多様な価値観を許容し、曖昧でオリジナリティーが希薄であり、その表現はポリティカルな主張や問いかけの手段にもなっています。
(注釈:美術史観には多くの諸説があり、これらはあくまでも私の個人的な研究に基づく見解です)

 ゼミ終了後は、伏見のリリーバンケットさんというお店に移動し、忘年会を開催しました。
楽しく語らいながら食事をし、私とミュージシャンの畔柳さん二人でミニライヴも行いました。今回は初の私のオリジナル曲も披露しました♪

   椅子席と床に畳をしいてぎっしりでした

忘年会は立食でバイキング  

   なごやかな雰囲気のpartyでした

最後は演奏会で締め♪  


「長良川鉄道・郡上八幡スケッチ撮影旅行」レポート!

   長良川鉄道大矢駅↓

↑ 古びた木造駅舎の前で  

 2019年 11月3日(日)に、岐阜県のローカル線"長良川鉄道”に乗って郡上八幡まで日帰りでスケッチ・撮影旅行に行ってきました。
 朝9時半に岐阜県の美濃太田駅に集合して、皆でディーゼルカーの気動車に乗り、のんびりローカル線の旅を楽しみました。長良川沿に走る車窓からは、美しいのどかな風景が広がり、約1時間で第一の目的地である大矢駅に到着しました。
 大矢駅には古びた木造駅舎が残っていて、待合室の横では昔使われた道具や看板などが展示されていました。そこで約1時間半スケッチや撮影をしました。
 次の列車で郡上八幡駅まで行くと、まずはランチの”蕎麦と飛騨牛自然薯丼”で腹ごしらえをし、情緒豊かな城下町を散策しながら古いお寺で再度スケッチ撮影会をしました。

 車窓の下に流れる長良川 ↓

↑ 蕎麦と飛騨牛自然薯丼  

 郡上八幡の街並 ↓

↑ やなか水のこみち  

 帰りは土産物屋に寄った後、”吉田川の新橋”や”やなか水のこみち”を見物してから再び長良川鉄道に乗り、郡上八幡駅からすぐの深戸駅で下車してそこで日が暮れるまで最後のスケッチ撮影会をしました。

 これまでの野外実習では、一日がかりでこれほど遠方まで出かけたことはなく初の試みでしたが、雨も降らず無事に予定どおり終わってほっとしました。
 新栄の教室に戻ったら午後8時でぐったり倒れそうでしたが、何とも心地よい余韻と充実感が残りました。

 郡上八幡吉田川の新橋から ↓

↑ 長良川鉄道深戸駅  

「のら猫同盟展#20」レポート! 

   搬入作業の一幕↓

↑ 案内状(画像クリックで拡大)  

 2019年 8月13日(火)〜8月18日(日)に中区の名古屋市民ギャラリー栄で、教室展「のら猫同盟展#20」を開催しました。44人の作者が63点の作品を展示し、絵画や写真や立体オブジェなど、様々なスタイルや技法の作品が会場いっぱいに並びました。

 "のら猫同盟展"は、1999年の第1回目から数えて本展でちょうど20回目を迎えました。
多様な価値観が存在する今日の美術において、美術をどのように学んでいくのがよいのかは非常に難しい問題です。
 美術は、先人の積み重ねによって時代とともに発展してきました。何かを表現することは、人間が本来持つ欲望であり、自発的なものです。プリミティブな発想や思考したことを形にして、何かを誰かに伝えようとするのが美術の原点かもしれません。
 今後も、過去の伝統から学びながら美術における基礎とは何かを問い続け、最新の現代アートにアンテナを張り、日々試行錯誤と研鑽を続けながら、独自の美術教育を模索して参りたいと思います。

 今回は、初めて栄の市民ギャラリーでの開催となり、勝手がわからない中でもギャラリースタッフの方々がとても親切で、今までで一番やりやすい施設でした。
 また搬入日が祝日だったのも初めてで、参加者が搬出と半々ぐらいに分散したのも好都合でした。パーティーも前夜祭と打ち上げで半々に別れ、新しいアトリエ内でアットホームな雰囲気での交流会になりました。
 搬入・搬出作業や会場当番など、積極的にお手伝いくださった生徒さんには、あらためて感謝申し上げます。そして、わざわざ貴重なお時間をさいて展示会場にお越しくださったお客様、本当にありがとうございました!!
(ハラケンジ)

 フィルムから現像引伸したモノクロ写真 ↓

↑ 陶芸作品とのコラボ  

講師の作品(画像クリックで拡大)↓

↑ 打上では軽音楽部のライブも  

「定光寺 野外実習&ランチ会」レポート!

右手は廃墟となった旅館です↓

↑庄内川の河原でスケッチや撮影

 2019年4月7日(日)の朝から、瀬戸市の"定光寺公園"で「野外実習(スケッチ&撮影会)」を開催しました。

 JR千種駅からわずか23分で定光寺駅に到着すると、眼下には庄内川の流れる渓谷が広がり、圧巻の景観に目を奪われます。川水の色は綺麗なエメラルドグリーンでした。
 絵画教室も写真教室も「風景の中に人物を配置する」という共通のテーマに添って、ユトリロ、ボナール、アンリ・ルソーなどの参考作品を観た後で、スケッチや撮影に取り組みました。
 後半は坂道を約20分登りきったところにある公園に移動して、満開の桜などをモチーフに同じく課題をこなしました。穏やかな日差しの中、池の水面に映り込む桜がとても優美に輝いていました。ここは人が少なくてけっこう穴場ですね。

 終了後は公園近くのカフェで、"ランチ会"を行いました。鉄道模型のジオラマがある部屋を貸切にして、皆で絵や写真を見せ合うなどして、和やかに食事を楽しみました。
 今日は坂道の移動などけっこう体力も使いましたが、みなさんすっかり打ち解けて大変充実した一日となりました。

橋を渡ってぞろぞろ移動中↓

↑ランチ会では生徒さんが個展のお知らせも

「12/2ゼミナール&忘年会」レポート!

  今日は特別に子連れの方も?↓

↑なぜかみなさん笑ってます  

 2018年12月2日に、覚王山のアトリエ内で、「絵画と写真の関係」というテーマでゼミナールを開催しました。覚王山の教室としては、最後のイベントになりました。以下は内容の要旨です。

 西洋美術においては、絵画は密接に写真の影響を受けて発展し、写真もまた絵画の影響から発展してきました。 ゼミでは、まず現代のカメラのもととなった”カメラオブスキュア”(カメラオブスクラとも言います)について、私の自作した模型を見ながらそのしくみについて理解し、どのように進化してきたかについて学びました。 もともとピンホールをくぐり抜けた光が逆さまの画像をつくることは、かなり古代から知られていましたが、16〜17世紀にピンホールの代わりに凸レンズが使われるようになると、たくさんの光を集めることができるようになって、格段に明るく鮮明な画像が得られるようになりました。そして19世紀に入ると画像を化学変化によって記録する技術である"感光フィルム"が発明され、急速に写真は現代のような進化を遂げました。

 西洋美術史では、14〜16世紀のルネッサンス期に遠近法と古典的な写実技法が確立されたのは、カメラオブスキュアの発達と密接に関連していると言われています。
 この時代の画家の中には、この道具を使って画像をトレースしていた可能性があると考えられます。画家はフィルムのような役割を果たしていたのです。西洋では、写真のない時代は油絵が写真の代わりとして肖像画などを残してきました。
 ところが、19世紀に入ってニエプスやダゲールらが、画像を化学的に定着させることに成功すると、瞬く間にフィルムが発達していきます。写真の普及で、画家は写真のように絵を描く必要がなくなり、印象派やキュビスムなど自由で前衛的な表現が現れる一つの要因となりました。
 写真は、絵画を機械的に生産することから始まりましたが、画像を絵画的に作り込む”ピクトリアリズム”という流れと、写真の速写性を活かしてあるがままにリアリズムを追求する”ストレートフォトグラフィー”という二つの大きな流れがあります。

 以上のような内容を、ルネッサンス以前の中世からバロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、印象派などの作品画像や、現代アートの写真作品などをプロジェクターで鑑賞しながら話を進めました。

 終了後は、近くの「カフェ・ドリトル」さん貸切で忘年会を開催し、軽音楽部のバンド演奏などもあって大いに盛り上がりました(^^)!!

   酔って候〜

たくさん撮ってもあまり変化なし  

「豊田市民芸館 野外実習&ランチ会」レポート!

まずは、いくつかの資料館内を見学しました↓

↑かわいい民芸品に思わずほっこり

 2018年9月23日(日)の朝から、豊田市平戸橋町にある"豊田市民芸館"で「野外実習(スケッチ&撮影会)」を開催しました。

 まずは、せっかくですから園内のいくつかの資料館や建築を皆で見学しました。
 第一民芸館は、日本民芸運動の創始者である柳宗悦(工業デザイナー柳宗理の父です)が東京に創立した"日本民藝館"の一部が、昭和58年に移築復元されたものです。民芸品とは、日常使われる地域の大衆的な手工芸品をさします。入館は全て無料です。  →豊田市民芸館

 野外実習に戻り、本日のテーマは絵画も写真も共通で「近景と遠景を組み合わせた奥行きのある構図を考える」です。いくつかの参考写真を見て、イメージを膨らませてから、それぞれモチーフをさがして自由に園内を散策しました。
 ここは、自然がとても豊かで、古い洋館や茶室の他に、近くには勘八峡という古くからの景勝地もあり、スケッチや撮影には最適なところでした。

 終了後は、豊田市駅近くのお店でランチ会をしました。完全個室のお店でしたが、大きな個室がないのでいくつかの部屋に別れてしまいましたが、とても雰囲気がよく料理も美味しくて素敵なお店でした。
 豊田市民芸館とセットでお薦めしたい場所です…(^^)  →満兆 豊田店

本日のテーマについて説明中↓

↑ランチ会ではすっかり打ち解けました(^^)!!

「名古屋港夜景撮影会」レポート!

まずは夕焼けや月をバックに、ポートレート撮影↓

↑夜景が一番美しいトワイライトの時間帯です

 2018年8月19日(日)の夜に、"名古屋港ガーデンふとう"で「夜景撮影会」を開催しました。

 まずは、夕焼けの露出の合わせ方の説明を聴き、そこに人物を置いてストロボ(フラッシュ)を発光させる「日中シンクロ撮影」を練習しました。この日はちょうど綺麗な半月が出ていましたので、月をバックに同様に撮ってみました(写真2枚目)。
 そして、日没後のトワイライトは、夜景が最も美しく撮れる時間帯です。真っ暗になる直前の短い時間を逃さず撮影しました。

 夜景撮影は、ISO感度を低くして三脚を使うのが基本です。日中の撮影とは勝手が違うので最初は難しく感じますが、少し慣れて上手く撮れるようになると夜景は本当に楽しいですね!
 また、スローシャッター(1秒〜10秒ぐらい)の中でストロボをたく「スローシンクロ撮影」で、ペンライトを使って文字や絵を描いたり、人物を幽霊のように透明にしたり、手持ちでバックの光をわざとぶらす撮影などもたくさん練習しました。いずれもカメラに付属しているストロボを上手く使うことによって、夜景をバックに人物をぶらさず明るく撮ることができます。

 この日は盛りだくさんの内容でつい夢中になり、気がつけば時間が大幅に過ぎていました…(^^;)

 ↓ ペンライトで絵も描けます

↑ 最後はスローシンクロで集合写真

詳細な内容はこちら→

「のら猫同盟展#19」レポート!

講師の作品(画像クリックで拡大)↓

↑展示風景(画像クリックで案内状に) 

 2018年 7月3日(火)〜7月8日(日)に名古屋市民ギャラリー矢田で開催しました「のら猫同盟展#19」は、おかげさまで無事に終了しました。
 62人の作者が93点の作品を展示し、様々なスタイルや技法の作品が壁面いっぱいに並びました。

 のら猫同盟は、この秋の11月1日を持ちまして創立20周年を迎えます。これまで支えて下さったたくさんの生徒さん、並びに関係者の方々には、心から感謝申し上げます。
 今後も、美術を深く追求し、新しい課題や企画をご提案し、皆様が絵画や写真を楽しく学び続けられるよう、個々のニーズを汲み取りながら教室のあり方を考え改善していきます。皆様のお役に立てるよう、日々研鑽を重ねて参ります。
 今後とも、宜しくお願い申し上げます。


 今回の展示は、"20周年"と言っても特に明確な共通課題等は設定しませんでしたが、漠然と「私の大切なもの」というゆるいテーマを掲げていました。
 搬入作業は前代未聞の少人数でしたが、皆で団結してスピーディーに会場作りを行いました。搬入後の前夜祭パーティーも少人数でしたが、手料理が並んでアットホームな雰囲気でした。
 今回特筆すべきは、転勤で通えなくなり四国の香川県から一人で8点も出展された生徒さんです。その意欲と努力には深く敬意を表します。
 打ち上げの懇親会では、恒例の"軽音楽部"の演奏を行いましたが、部員がけっこう増えて賑やかなバンド編成になりました。

 参加された生徒さん、本当にお疲れさまでした。出品できなかった人は、次回こそはぜひ頑張って出品なさって下さい。
 搬入や会場当番など、積極的にお手伝い下さった生徒さんには、あらためて感謝申し上げます。
 そして、わざわざ貴重なお時間をさいて展示会場にお越し下さったお客様には心から御礼申し上げます。
 みなさん、有難うございました!!
 (はらけんじ)

 ↓ 搬入作業の一幕

↑ 打上パーティー集合写真

 ↓打上パーティーでは、"軽音楽部"のライヴも

↑ 最終日の記念写真  

「やきもの散歩道スケッチ&撮影会」レポート! 

  まずは朝のごあいさつから

遠足気分で楽しくお散歩   

 2018年5月6日(日)午前に、常滑市の「やきもの散歩道」にて、"スケッチ&撮影会"を開催しました。GW最終日のせいかほとんど混雑もなく、スケッチや撮影には絶好の爽やかな五月晴れのコンディションとなりました。

 まずは、陶磁器資料館前に集まり、散歩道のコースを皆で散策しながら登窯広場に到着。そこからは各自自由行動で、約2時間思い思いのモチーフを探してスケッチや撮影をしました。
 終了後は、予約したお店で"ランチ会"をして、皆でまったりと語り合いました(^^)!!

 「やきもの散歩道」は、古い煙突や登り窯や土管坂など、なかなか風情のあるいい場所でした。私は15年ぶりぐらいに訪れましたが、以前にも増してお洒落で魅力的なスポットに変貌してるような気がしました。遊園地のような人混みよりも、こちらの方が断然好みですね。
 名古屋からは電車でも車でも行けて入場料もかからないので、スケッチや撮影には絶対お奨めです!(原)

  注意事項を説明して、それぞれスタート!

"土管坂"で撮影   

 お腹がすいたので、皆でランチのお店へ…

お腹いっぱいになったら、眠いんだなぁ… 

個展「はらけんじ展」開催のお知らせ!
(→終了しました)

 木曜日の朝/2016 インスタレーション(案内状より)

 2018年2月13日(火)〜3月30日(金)まで、愛知県西尾市の"イナガキ・コスミック・ギャラリー"にて、講師の個展「はらけんじ展」を開催しています。
 絵画・写真・インスタレーションなど、主に最近4年間の作品の中から未発表の最新作も含めて計24点を展示しています。
 イナガキ・コスミック・ギャラリーは、(株)イナテックさんが運営するギャラリーで、本社ビル内4階にあります。基本的に会社の稼働時間内しかご覧頂けませんので、土日はお休みです(3月21日の祝日は開廊しています)。
 2月21日(水)は、13時ぐらいから作家在廊します。この日は、17時30分〜18時30分にギャラリー内でオープニングパーティーが開催されます。また3月21日(祝)は、終日作家在廊します。
 無料駐車場もありマイカー利用が便利ですが、公共交通機関でお越し頂く場合は、名鉄三河鳥羽駅から徒歩25分、タクシーを利用される場合は名鉄上横須賀駅から数分です。
 皆様のご来廊を心からお待ち致しております!

●会期:2018年2月13日(火)〜3月30日(金)
(土日はお休み、3月21日(祝)は開廊)
●時間:9時〜16時
(入廊は16時まで、17時に閉廊、2/21はオープニングパーティー開催につき18時30分まで開廊)
●会場:イナガキ・コスミック・ギャラリー
TEL 0563-62-6388
〒444-0704 愛知県西尾市鳥羽町大入20-1 イナテック本社4階(→3階で受け付けをなさって下さい)

「12/3ゼミナール&忘年会」レポート!

  デュシャンとウォーホルの共通点は?↓

↑会田誠の作品について  

 2017年12月3日(日)の夕方から、アトリエ近くの「カフェ・ドリトル」さんで「現代美術」をテーマにしたゼミナールと忘年会を開催しました。

 19世紀の終わりから始まる印象派以降の前衛的な近代美術(モダンアート)の進化の過程を踏まえて、現代美術(ポストモダンアート)の起源と言われるマルセル・デュシャンの「泉(1917年)」を取り上げ、60年代のポップアートやコンセプチュアルアートに与えた影響から、今日のキッチュやスーパーフラットなどの傾向につながる流れについて研究しました。

 たくさんの重要な作品画像を鑑賞しながら、皆さんの意見や感想を伺い、私の見解を述べ、現代美術と近代美術の違いについて深く考察しました。
 難しいテーマでしたが、20世紀の代表的な作品を時代を追って整理して観ることで、ちょうど100年前に起こった美術における革命的な価値転換を少しでも実感し、ご自身の創作のヒントにして頂ければと思います。

 <以下は、デュシャンの他に取り上げた作家です>
アルフレッド・スティーグリッツ(写真家)、コンスタンティン・ブランクーシ、アルベルト・ジャコメッティ、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ワシリー・カンディンスキー、サルバドール・ダリ、マックス・エルンスト、ルネ・マグリット、ジャクソン・ポロック、ウィレム・デ・クーニング、マーク・ロスコ、ピエト・モンドリアン、フランク・ステラ、ジョセフ・コスース、リチャード・ハミルトン、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンシュタイン、横尾忠則、荒木経惟(写真家)、ロバート・メイプルソープ(写真家)、ジェフ・クーンズ、ジャン・アルプ、村上隆、会田誠、バルテュス、ドミニク・アングル

 ゼミ終了後は、そのまま忘年会に切り替わり、のら猫同盟 "軽音楽部"のライヴを行いました(^^)!!
曲は、イーグルス「ホテル・カリフォルニア」、エリック・クラプトン「ティアーズ・イン・ヘヴン」、ビートルズ「イン・マイ・ライフ」を演奏しました。メンバーはこの日のために相当練習して臨み、荒削りでしたが和やかで素敵な演奏会になりました(^q^)

   お勉強のあとは皆で乾杯\(^o^)/

軽音楽部のライヴと記念写真(^^)!!  

「のら猫同盟展#18」レポート!

 ↓ 打上の記念写真(画像クリックで案内状に)

↑講師(原)の作品(画像クリックで拡大)  

 2017年8/2(水)〜8/6(日)に、名古屋市民ギャラリー矢田にて「のら猫同盟#18」を開催しました。83人が150点の作品を展示し、様々な技法やスタイルの作品が壁面いっぱいに並びました。150点は、過去最多の作品数でした。
 今回は、オリジナル作品に加えて共通課題の「自画像またはセルフポートレート」も合わせて展示しました。直接自分を描いたり撮影したものに限らず、間接的に自分を表現した作品でもよいことにしました。その結果、色々な形の”自己表現”が現れ、どんな作品もある意味で自己表現と言えなくはないので、オリジナル作品と自画像との区別が曖昧になってしまいました。
 また、恒例の”無料写真館”も開設し、今回は白バックの他に本格的な黒バックのスタジオセットも作りました。
 打ち上げの懇親会では、クラブ活動の軽音楽部6人編成で、Beatlesの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」と「With A Little Help From My Friends」と「Get Back」を"ズッコケ演奏"でしたが何とかやり切り、大いに盛り上がりました!!\(^o^)/

 展覧会は、出品する生徒さんと我々講師が成長するための場です。応援して下さるご家族やご友人の方々、貴重な時間をさいて展示会場に観にお越し下さった皆さん、本当に有難うございました!!(原)

   ↓ギャラリー内で無料写真館開設!

皆で協力してあとかたずけ↑  

 ↓打上パーティーでは、"軽音楽部"のライヴも♪

最終日の記念写真でおしまい(^^;)↑   

「4/23ワークショップ&ランチ会」レポート!

  モナリザの構図の秘密について↓

↑名作を皆で分析して議論しました  

 2017年4/23(日)に、覚王山の教室内で「構図」をテーマにワークショップ(研究ゼミナール)とランチ会を開催しました。教室内で開催した授業としては、過去最大の53人もの生徒さんが集まりました\(;゚Д゚)/

 まずは、基本的なこととして、モチーフをどのように配置するとどのような印象を与えるかということを、プロジェクターで色々な事例の画像を見ながら検証し、生徒さんに各々考えてもらいました。
 また、よく言われている「日の丸構図」と「3分割構図」や、「空間のとり方」や「黄金分割比」などについて、作例を見ながら皆さんの意見を聞き、議論をしました。

 そして、Photoshopで作った「構図のシミュレーション画像」を使って、代表の生徒さんに背景上のCGモチーフ(花やワイングラスなど)を仮想的に動かしながら、配置を考えてもらいました。

 最後に、美術史の勉強も兼ねて、西洋のルネッサンスから現代美術・日本美術に至るまでの様々な巨匠の名作の構図パターンを分析し、そこから色々なことを学びとりました。以下は、画像を見て検証した主な作者または作品です。

<絵画>レオナルド・ダ・ヴィンチ、ベラスケス、ルーベンス、フェルメール、レンブラント、シャルダン、ジャン=フランソワ・ミレー、モネ、ムンク、ジョアン・ミロ、パウル・クレー、マレーヴィチ、モンドリアン、ジャクソン・ポロック、フランク・ステラ、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル、長谷川等伯、葛飾北斎
<写真>植田正治、カルティエ・ブレッソン、ロバート・メイプルソープ
<建築・彫刻>パルテノン神殿、ミロのビーナス


 皆さん、とても熱心にメモを取ったり積極的に発言もして下さり、面白い意見もいくつか出て、私もとても参考になりました。これをきっかけに、「構図」を意識するようにして頂ければと思います。
 また、今回で得られた知見は、今後も普段の授業にフィードバックしていきたいと思っています。

 ワークショップ終了後は、教室で”ランチ会”を開催しました\(^o^)/
 デリバリーのピザに加えて、今回は”バーニャカウダ”と”トマトのブルスケッタ”と”ミートソースのフジッリ(パスタ)”を頑張って用意しました(^ω^)
 昼間からビールやワインを飲んでワークショップの余韻に浸りながら、皆で充実した楽しい時間を過ごしました(^^)!!
 次の目標は、8月初めの教室展ですね♪

  人数的には限界でした\(;゚Д゚)/

ワインに合う手料理をご用意させて頂きました(^^)

「4/2春の撮影実習」レポート!

  まずは、色見本を配って課題の説明から↓

同系色で類似パターンの作例(撮影/三ツ矢剛)

 2017年4/2(日)に、中区の大須商店街にて「色」をテーマに撮影実習を開催しました。
 最初に簡単な色彩の基本知識についての説明があり、様々なパターンに分類されたたくさんの作品例を見ました。その後、二人一組になって大須の街にあふれる色の題材を探し、そこに人物を組み合せて色で構成した画面を作る課題に挑戦しました。
 普段はあまり色を意識しないで撮影してる人も、今日ばかりは色を中心に考えながら作品づくりをしてみました。絵画教室の生徒さんも、コンデジ’やスマホで参加しました。
 色といってもカラフルな色ばかりではなく、地味なグレーっぽい色もまた色であり、配色を考えることは写真にとっても絵画にとっても重要な要素の一つであることをあらためて認識して頂けたのではないかと思います。

 終了後は、アトリエに戻って"ランチ会"を開きました。
ピザやささやかな手料理が並ぶ中、今日の撮影を振り返りながら画像を見せ合うなど、話は尽きませんでした。

   二人一組で交代でモデルに↓

↑教室でのランチ会   

→さらに過去の展覧会やイベント